再編追い風に「第二の創業」
| 子会社の経営者らが投資会社と組んだりして、親会社から株式を買い取って独立する「マネジメント・バイアウト」(MBO)と呼ばれる事業再編が広がっている。業績不振に陥った大企業がグループ企業の売却を本格化したことがきっかけだ。また、ベンチャー企業の事業継承の手段としても使われ出した。MBOを利用して「第二の創業」を目指す経営者も多い。 |
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転出組ら奮起し昨年倍増
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三菱総合研究所の推計によると、01年度の国内でのMBOは約20件で、買収総額は約1千億円。前年の11件、404億円から急増した。「今後、企業の系列解体や事業継承の手段として使われるケースが増える」と北村元哉研究員はみる。
インターネット証券のシステム開発を請け負うキーポート・ソリューションズ(東京)は昨年6月、日本興業銀行出身の増田一之社長(50)ら経営陣が、創業者から全株式を買い取って独立した。
技術系の創業者が外部から招いた経営者の会社を譲り、自分は再び研究の道に戻った例だ。国内の独立系投資ファンドにも出資を仰ぎ、「外の目で経営をチェックしてもらうのは大事だ」(増田社長)と、非常勤の社外取締役の派遣も受ける。
(後略)
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